ライブコンサートというものを経験したことがない
多くの人は思春期に音楽に熱中し、それがピークになることが多いものの音楽が生涯の趣味となる。ライブコンサートにだってたまに行くはず。
しかし、自分はそうではなかった。
音楽に熱中したことはないし、積極的に音楽を聴く習慣もない。
33年間の人生で、ライブコンサートに行ったこともない。
とはいえ、少なからず好きな曲はあったりする。
AURORAというアーティストはたまたま知っていて、詳しくはないが好きな曲がいくつかある。 そんな彼女の来日ライブコンサートがあると知り、思い切って行ってみようという気になったのだ。
その時の勢いでチケットを買った。1万円した。
という具合で、一人でAURORAのライブに行くことになった。
会場に到着
開催は2025年2月17(月)、東京ガーデンシアターにて。
会場に着いたのは18:10くらい。
18:00に入場開始、19:00に開演というスケジュールだった。
前職の同僚達に退職祝いでもらったAURORA Tシャツを着ていて、士気は十分。
(冬で寒いのでロングTシャツの上から着た)
会場に着いたら自分はまずホットドッグとホットジンジャーレモネードを買って、ホットドッグをすぐに食べた。
レモネードは後でゆっくり飲む用。
そのあとは、物販エリアを見かけたので列に並んでみた。
自分はトートバッグとステッカーが欲しかったが、残念ながらもう売り切れていた。
最初に物販エリアへ行くべきだったのか。学習した。
やることもないので座席へと向かい、開演を待つ。
前座は水曜日のカンパネラ
19:00になり、いよいよ開演。
初めに登場したのは、水曜日のカンパネラ。
7〜8曲くらい、ガッツリ歌ってたんじゃないだろうか?
「エジソン」っていう曲だけ知ってた。TicTokで流行っていた曲。
意外と好きかも。
写真は猫に関する曲のもの。曲名は知らない。
この曲以外でも、大道具や小道具が結構凝ってた。
衣装もライティングが仕込まれてそうで、ステージでかなり目立った。
いよいよAURORA登場
登場の曲は "Churchyard"。 彼女が出てくると、それまでで一番の歓声が上がった。
この曲で始まるのは、正直鳥肌が立つ。
とにかく神秘的で美しく、穏やかながらも徐々に盛り上がるような曲。
曲の内容を理解したくなる
時々、次に歌う曲についてどんな内容かをAURORAが紹介してくれた。英語なので全部は分からなかったが。
彼女の出身であるノルウェーと日本とでは、国民性が似通っているという話があった。
内面に多くのことを秘めていて、外にはあまり見せず、他人との距離を保つ点が共通だ。
内向的な人が多いんだろう。
そんな紹介を受けて歌われたのは "The Conflict Of The Mind"。
正直雰囲気で曲を聞いていることが多いけれど、歌詞の内容を知ることでより楽しめた気がする。
他にもいくつかの曲が、内容を直前に紹介された。
彼女の歌詞の意味を知ろうと思った。
次々と曲が移り変わり、自分がわかる限りだと以下の曲が披露された:
- "Runaway": 悲しげで美しい雰囲気が好き
- "Queeendom": 盛り上がって楽しげな雰囲気が好き
他にも「これも歌われてた気がする」って曲がいっぱいあるが間違ってたら嫌なので書かないでおく。
本当にたくさん歌ってくれた。
アンコール1曲目で新しい学校のリーダーズとコラボ
ライブが初めてだから確信はなかったけど、やっぱりアンコールというものはあるんだな。
もはや形式的になっているのを感じた。
アンコール1曲目では、新しい学校のリーダーズがサプライズゲストとして登場。
彼女たちとAURORAが一緒に歌ったり踊ったりした。
新しい学校のリーダーズが歌うパートでは日本語版歌詞になっていて、かなりレアなものが見れた。この1曲のためだけにわざわざ来てくれたのか!?
曲は "Some Type Of Skin"。
これも盛り上がるやつで好き。
最後の曲はやっぱりこれ
アンコール2曲目 "Cure For Me" で最高の締め括りとなった。
ペンギンダンスで流行った曲だ。
この曲でAURORAのことを知ったし、今でもこの曲が一番好き。
これが聴けて幸せだ。
おわりに
AURORAの歌声も、パフォーマンスも、全てが美しくて癒され尽くした。なんていい日だ。
"あなた達は、そのままで完璧です!"
最後の方に、AURORAが日本語でそう言っていた。
そうだよ。ありがとう。